はんこ豆知識

材質について
書体について
サイズについて

材質について

象牙
朱肉とのなじみが最も良く、数ある印材の中でも最高級と謳われる象牙。印影の美しさもさることながら、耐久性や押印性、また硬度や重量感などどれをとっても申し分ありません。年齢性別を問わず「一生モノ」として古くから愛され続けています。

牛角・色(オランダ水牛) ※芯持ち
透明感のある飴色が美しい牛角は、その個性的な風合いや優れた粘り・弾力性から、象牙に次ぐ上質な印材として知られています。「オランダ水牛」という呼び名は、貿易上の集積地に由来しており、オランダが原産地というわけではありません。

牛角・白(オランダ水牛) ※芯持ち
牛角の中でも模様目のない白系は特に希少価値が高く、高級印材として重宝されています。市場に流通している数は少ないのですが、その凛とした気品・美しさから、女性を中心に広く人気を集めています。

黒水牛 ※芯持ち
しっとりとした光沢が上品な重厚感を醸し出す黒水牛は、東南アジアの水牛の角を加工して作られる丈夫な印材です。もともとは茶と黒が混じった風合いですが、通常染料で漆黒に染め上げられています。粘り・耐久性に優れ、実印や銀行印などに多く使われています。

柘(つげ)
天然ならではの木のぬくもりを実感できる柘。木材の中では硬度・密度共に高く、節目や年輪も薄いことから、古くより緻密な工芸品に用いられてきました。主に日本産の柘が使用されており、最近では鹿児島産の薩摩本柘が主流になってきています。

彩樺(さいか)
北方寒冷地で産出される真樺(白樺科)とフェノールレジンを結合させ、高圧加熱処理をして作られた新素材です。限りなく天然に近い仕上がりに加え、長く使用してもひび割れを生じない強度を誇ります。

書体について

篆書体(てんしょたい)
秦の始皇帝の時代に中国で使われていた漢字のルーツでもある書体です。象形文字の趣を残し、荘厳な美しさと風格を兼ね備えています。日本の紙幣に印刷されている印も篆書体です。実印をはじめとするあらゆる印鑑に適しており、特に役職印や角印に多く使われている書体です。

印相体(いんそうたい)
吉相体とも呼ばれ、篆書体をアレンジして占いの要素を取り入れた印鑑独自の書体です。一つの文字が八方に広がっていることから縁起が良いとされ、多くの人から好まれています。力強い重量感があり、主に個人の実印や銀行印に使われている書体です。

古印体(こいんたい)
日本で生まれ、古くから印章に用いられている書体です。古印体の起源は大和古印と呼ばれる奈良時代の寺社印で、虫食いや筆書きの風合いを醸し出す独特の味わいが特徴です。隷書に丸みが加わったハッキリと読みやすい文字で、個人の認印や法人の角印などに適しています。

隷書体(れいしょたい)
複雑で書きにくい篆書体を簡略化した書体で、紙が発明される以前から使われていました。木簡や竹簡に書きやすいようデザインされ、独特の横線の張りは竹簡の丸みによるものです。文字のバランスが良く安定感があり、個人の実印や銀行印、認印によく使われている書体です。

楷書体(かいしょたい)
私たちにも馴染み深い楷書体は、中国の隋・唐代に隷書体に代わって標準となった書体です。一画ごとに筆を離し文字をくずさずに書くので、非常に読みやすく分かりやすいのが特徴です。しかしその反面、印影に特徴が出にくいため実印や銀行印というよりは認印向きの書体です。

行書体(ぎょうしょたい)
楷書体と草書体の中間で楷書を少しくずした感じの書体です。柔らかく優しい印象を持っていることから女性に好まれています。 特に個人の認印によく使われている書体です。

サイズについて

下記の表は、印鑑の種類と適切な印面サイズを示したものです。
お買い求めの際の参考にしてください。

個人認印

サイズ 女性向け 男性向け
10.5mm 最適
12.0mm 最適 最適
13.5mm

個人実印

サイズ 女性向け 男性向け
13.5mm 最適
15.0mm 最適
16.5mm 最適
18.0mm 最適

個人銀行印

サイズ 女性向け 男性向け
12.0mm 最適
13.5mm 最適 最適
15.0mm 最適

それぞれのサイズはお好みによりますが、すでにお持ちのご自身・ご伴侶の印鑑と区別がつきやすいサイズにされることをオススメします。種類の違う印鑑と混合しないためにも、実印・銀行印・認印は異なるサイズでお作りください。一般的に、やや大きめのサイズは威厳のある印象を与えると言われ、男性の方を中心に人気を集めています。反対に、小さめのサイズは控えめな印象を与えます。会社を経営されている方の実印の場合、標準より少し大きめの印鑑を作ると経営者としての風格が出ます。

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